第10回日韓アジア未来フォーラムIN奈良

第10回日韓アジア未来フォーラム-1300年前の東アジア地域交流-

  • 【基調講演】「古代宗教美術の三国流伝」 朴 亨国(武蔵野美術大学教授)
  • 【発表1】「古代東アジア双塔式伽藍の展開と構成原理」金 尚泰(韓国伝統文化学校伝統建築学科准教授)
  • 【発表2】「東アジアにおける律令国家の形成と人的交流」 胡 潔(名古屋大学大学院国際言語文化研究科准教授)
  • 【発表3】「大和と朝鮮半島、隋唐の古代関係史」 李 成制(東北亜歴史財団主任研究員)
  • パネルディスカッション「1300年前の東アジア地域交流」
    • 討論者:清水重敦(奈良文化財研究所景観研究室)、林 慶澤(韓国全北大学教授)
    • 進行:陸 載和(武蔵野美術大学造形学部)
    • パネリスト:上記講演者

【会場】奈良県新公会堂会議室

【詳細】プログラムをダウンロード(PDF)

【フォーラムの趣旨】

関口グローバル研究会と韓国の(財)未来人力研究院は、2010年2月に韓国の慶州で第9回日韓アジア未来フォーラム「東アジアにおける公演文化(芸能)の発生と現在:その普遍性と独自性」を開催したが、東アジア共同体のビジョンが語られるようになったものの、東アジア(特に日本、韓国、中国)の文化の共通性や異質性について3国の研究者が一堂に会して検討する機会が少ないことが明らかになり、今後のフォーラムでは、様々な時代とジャンルから検討していこうということになった。慶州では新羅文化と奈良の文化との同質性が指摘されたが、一連の平城遷都1300年の祝賀イベントからもわかるように、この時代には唐の都長安を中心とした東アジア文化圏が形成され、人や物が活発に交流していた。この歴史観は、意外と現在の東アジアに暮らす人々に認識されていないようで、あらためて国際的かつ学際的な側面から当時の活発な交流を検証してみる必要性があると思われる。中華思想や朝貢制度ばかりが強調されるが、各国間の勢力関係ではなく、東アジアを地域としてとらえた時に、経済や安全保障の観点、あるいは文化の伝播や興隆が違って見えてくるのではないか。昨年韓国慶州で開催されたフォーラムに続き、日韓の研究者に今回は中国や台湾の研究者も交えて議論したい。日韓同時通訳付き。

【主催】
国際フォーラム「1300年前の東アジア地域交流」実行委員会
【共催】
(財)渥美国際交流奨学財団関口グローバル研究会(SGRA) 、(財)未来人力研究院(韓国)
【後援】
奈良県、奈良市
【助成】
(財)鹿島学術振興財団
【協賛】
(社)国際交流振興協会(JAI)